◆開催日: 2013年7月27日(土)14:30~17:15
◆タイトル:
1部 「日本における高度外国人材受入れと高度人材ポイント制度」
2部 「オーストラリアの難民政策と日本の難民審査参与員制度」
◆講 師:
1部: 大石奈々先生 -上智大学国際教養学部教授
「訪日外国人2500万人時代の出入国管理行政検討会議」委員
2部: 浅川晃広先生 -名古屋大学大学院国際開発研究科・講師
法務省難民審査参与員
◆概 要:
1部について:
「グローバルな高度人材の獲得競争が熾烈化する中、日本でも高度人材の受入れを促進すべく昨年5月より高度人材ポイント制度が導入された。現在、産業競争力会議の意向もあり改正に向けた見直しが行われているが、はたしてポイント制度は高度人材の受入れを加速させることが出来るのだろうか。本報告では、海外の事例等も参考にしながら、日本の高度人材ポイント制度の現状および今後の高度人材受入れについて考察する。」 「本報告は日本の高度人材ポイント制度の現状および今後の高度人材受入れについて考察する。」
プロフィール詳細
大石奈々先生 http://librsh01.lib.sophia.ac.jp/Profiles/70/0006955/profile.html
上智大学国際教養学部教授
ハーバード大学大学院博士課程修了(社会学博士)。ILOジュネーブ本部政策分析官、国際基督教大学上級准教授等を経て現職。著作に“The Limits of Immigration Policies,”American Behavioral Scientist, Vol.56 (2012), “Immigration and Social Integration in Japan” in J. Frideres & J. Biles eds, International Perspectives (McGill-Queens University Press, 2012), Migration from the Asia-Pacific Region,”in M. Waters and R. Ueda eds, The New Americans (Harvard University Press, 2007), Women In Motion:Globalization, State Policies, and Labor Migration in Asia (単著:Stanford University Press,2005) 等。
「訪日外国人2500万人時代の出入国管理行政検討会議」委員
「外国人高度人材に関するポイント制導入の際の基準等に関する検討会」委員
G8の専門家会議委員
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2部について:
「豪州は移民国家のひとつとして、数多くの難民を受け入れている。受け入れの方法には大別して、国内での難民認定(日本の難民認定制度に相当)と、第三国定住がある。国内での認定制度においては、独立の機関による再審査制度が存在する。日本においても、2005年から難民審査参与員制度を導入し、異議申し立ての際に、外部の専門家の意見を聞くこととなり、再審査制度の整備がなされている。本報告では、両国の制度の比較を行いたい。」
「本報告では、難民審査参与員制度を念頭に、豪州と日本の難民認定制度の比較を行う。」
プロフィール詳細
浅川晃広先生 http://www.geocities.jp/asakawaakihiro/history.htm
名古屋大学大学院国際開発研究科・講師
法務省難民審査参与員
イミグレーションロー実務研究会 顧問
主著書 『オーストラリア移民政策論』中央公論事 業出版
『近代日本と帰化制度』溪水社
『在日外国人と帰化制度』新幹社 他 著作、論文多数
◆会 費: 2000円 (会員 無料)
◆申込先: 森灘康之 info_gvf@immigration-law.jp
◆会場: リガーレ日本橋人形町アネックス3F < アクセスMAP / 印刷用詳細地図 >
◆セミナーレポート
共同代表 武田敬子氏のコメントはこちら ⇒Takeda Immigration Office
理事 中村和夫氏のブログはこちら ⇒ 行政書士中村和夫の独り言:イミケン
アドバイザー 足利弥生氏のブログはこちら ⇒ AOM Visa Consulting Blog