第1回 研究会セミナー 「米国移民法実務の基礎と投資ビザEB5の申請手続き

◆開催日: 2011年9月12日(月)

◆タイトル: 「米国移民法実務の基礎と投資ビザEB5の申請手続き」

◆講 師 :外国法事務弁護士 マーカス・カズンズ

◆サマリ:
数年前に雇用促進と経済刺激のため、EB5という永住ビザが新設され、100万USS$投資して10人の雇用を創出するか、ファンドに50万US$投資して10人の雇用を創出すれば条件付永住ビザがもらえるというものです。条件つき永住ビザなので日本の「投資経営」とは投資額が桁違いです。 しかし、米国に親兄弟がいなくてもビザがもらえる、自分が働かなくてもお金を投資しさえすれば良い、などから退職してアメリカに住みたい、こどもをアメリカで教育したい方々にはメリットがあると言えそうです。反面、民間ファンドなので、ファンドへの投資は政府の保証があるわけではなく、ファンドの成績によっては永住ビザも取れない、お金ももどらない、という結果になる可能性もあり、お客様に勧めるにはリスクをよく理解してもらわないと危険だと思われます。

【本セミナー報告】
本セミナーにご参加頂いた中村和夫先生に、先生のブログで講義内容の感想を頂戴しました。 米国移民法と日本の入管法との違い、投資ビザのメリット・デメリットをとても分りやすくご紹介頂いております。
中村先生ありがとうございました。(次回懇親会では、前回ご記録「ワイン5,6杯」を軽く超える量を飲んで頂けるものと、楽しみにしております!)
中村和夫先生のご感想

*中村先生のブログには、入管に関する貴重な情報やご意見がたくさんおありです。皆様、ぜひ一度ご覧にになってください。*