9月21日(水)に「詳説 入管法の実務(第5回)」が港区商工会館(東京都港区海岸1-4-28)会議室で開催されました。会場は、約50名の皆様にご出席いただきました。
講師は前回に引き続き、弁護士の山脇康嗣先生です。
「入管法の実務」第5回目。講義は予定の半分を経過したところです。折り返し地点に到達したということで、講義開始前に効果測定が行われました。○×2択の問題を25問、制限時間は30分。
講義の前半は、「法人税法の基本的な考え方について」でした。在留資格を申請する際、受け入れ先企業の事業継続性が問題になる時があるのですが、事業継続性とは具体的に何をみるのか?という観点で、企業の財務状況を知る方法について話がありました。簿記を勉強した方ならそれほど難しいものでは無いのですが、初めて聞く方は大変だったかもしれません。
講義の後半は、「技術・人文知識・国際業務について」でした。この在留資格は、かつて理系(技術)と文系(人文知識・国際業務)で分かれていたのですが、現在は統合されています。しかし、申請をする際には、依然として理系と文系に分けて考えるべきだと山脇先生は主張していました。その後、事例を用いて許可要件の話をされたのですが、「許可と不許可の限界事例」のお話が印象に残りました。
その後、懇親会が催され、効果測定の成績優秀者の方にアジアランゲージセンターの無料講習チケットおよびワインが贈呈されました。「入管法の実務」最終回にも効果測定があるかもしれませんので、次回も豪華景品を狙って挑戦してみてください!!