当会のセミナーで頻繁に取り上げている「アメリカビザ」についてですが、6月はEビザと永住権(グリーンカード)について、ニューヨーク州弁護士でいらっしゃいますデビッド・シンデル先生にご講義を頂きます。
シンデル先生は、米国移民法一筋で20年弁護士業を営んできた弁護士であり、雇用ベースの就労ビザ(H, E, L, O, P, PERM)、更に、国際企業の会社設立や、実業家の米国進出の成功をサポートし、これまで 1万件を超えるお客様のサポートを手がけておられます。
昨年も同様のテーマでお話頂いたのですが、当然のことながらビザの運用は、変更が頻繁に発生しますので、ご自身の情報をアップデートする絶好の機会だと思います。また、初めての方でもわかりやすくお話頂きますので、初心者の方もベテランの方も、是非、当セミナーにご参加ください。
◆開催日:2016年6月4日(土) 14時00分~17時00分
◆講師:ニューヨーク州弁護士 デビッド・シンデル先生(http://www.swlgpc.com/jp/)
※講師略歴
ニューヨーク州およびニュージャージー州弁護士資格
外国法事務弁護士として東京第2弁護士会所属
1994年 ニューヨークにてシンデル法律事務所発足(現SW Law Group, P.C.)
2011年 シリコンバレー事務所(現SW Law Group, P.C. カリフォルニア事務所)設立
2012年 東京事務所設立
【第1部:シンデル弁護士の講義 (休憩とQA含む) 午後2時~4時】
◆テーマ:アメリカ合衆国の永住権(グリーンカード)、Eビザ及び最新の話題について
1.) Family Based Green Card issues
2.) Re-entry Permits/emerging issues
3.) Basic Employment based Green card
4.) E visa issues at US Embassy Tokyo, especially “The Green Program”)
5.) General emerging issues in US immigration law
※講義は日本語で行われます
【第2部:パネルディスカッション 午後4時~5時】
「就労資格の配偶者の滞在と就労・日米豪の3か国比較」
~家族滞在で就労を認めている国と我が国の現状~
労働者の不足を補うための外国人材の導入が再び議論になっている昨今、工場では「製造業外国従業員」、建設現場では「建設就労者」、そして在留資格「介護」の新設など次々に新しい制度が導入されている。ところが急増する外国人観光客の受け皿となるホテル、小売業、レストランなどのサービス分野での人手不足を外国人によって解消する政策についての議論はすすんでいない。
そこで、就労資格の外国人配偶者が、他国ではどのように労働市場に参加しているかについて現状の報告を受け、日本での同様の制度が可能であるか検討する機会をもちたい。
討議内容
1 「家族滞在」配偶者の範囲、同性婚、事実婚、2人目の配偶者の手続
The scope of spouse of working visa holders.How to apply visa for same sax marriage spouse, common law couples, 2nd wife, etc.
2 家族滞在の対象となる就労ビザの種類とおおよその人数
Which spouse can stay with which work visa category ?
3 就労資格の配偶者は、就労可能か?追加の労働許可の有無
How spouse can access labor market ?
モデレーター:木島祥登(当会正会員、行政書士)
パネリスト :米国法:デビッド、シンデル弁護士
豪州法:足利弥生AOM代表(元オーストラリア大使館シニアビザオフィサー)
日本法:中井正人行政書士(当会代表)
※終了後、懇親会あり
◆参加費:
イミケン会員:無料
その他 :2,000円
◆会場:港区商工会館研修室
港区海岸1-4-28 2F 03-3433-0862
https://minato-shoukou.jp/access
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